都会と田舎の保活

都会で共働きしていた頃は、当然子供たちを保育園(こども園)に預けて仕事に行っていました。

 

保活が大変厳しいものだと聞いていたので、色々リサーチして、なるべく競争倍率の高くない地域に産前に引っ越しました。

これが功を奏したこともあると思いますが、我が家は共にフルタイム正社員両祖父母が遠方と、条件が整っていたこともあり、希望通り入園が叶いました。

 

が、競争を勝ち抜いて入園できてもルールが厳しく、有休で休みの日は子供を預けないでと再三言われたり、仕事が終わった後はスーパーなどに寄らずまっすぐ園に迎えに来てなど、親に少しの時間の猶予も与えてもらえない雰囲気がもの凄く強く、小さい子供を育てながら働くことがとても辛いことに感じる要因の一つでした。

実際は、帰りに夕飯の買い物して帰宅していました。じゃないと無理です。

 

しかし、田舎に移住して保育園の話を聞いたところ、激しい保活などはないようでした。

知り合いのママは、最初から扶養の範囲内のパートで働く前提で申込み、余裕で保育園に入園させることができていました。

最初これを聞いた時、都会で厳しい保活をした身として驚きました。

しかも元気な祖父母が近くに住んでいる環境でした。

 

私の地元の親戚に話を聞くと、祖父母が近くに住んでいても希望者は誰でも入園できるし、親の仕事が休みの日でもどうぞ預けてという感じで、緩~い雰囲気でした。

田舎は子供の数が少ないが故だとは思いますが、これは都会ではあり得ない、羨ましい環境だと思います。

 

正直、田舎は仕事の選択肢が少なく給料も安いので、個人的にはどちらでの子育てが良かったかは今でも分かりませんが、都会の保育園やこども園でも田舎のように親にもっとゆとりを持たせてくれてもいいのになと思います。

空いた田舎の実家をどうするか

遠方にある私の実家は、今は空き家になっています。

ど田舎にあり、雑誌で見る可愛い服や雑貨などはまず手に入らず、若い頃は大嫌いでした。

二度とこんな場所に住みたくないと高校卒業して都会の大学に行き、そのままそこに根を下ろす予定でした。

 

そして今、私は別の田舎に住んでいます。

相続で家を継いだ時は、絶望的な気持ちでした。

子供の頃に通った母校も廃校になり、子育て世帯が新たに越してくるような環境とも思えず、移住者に選ばれる場所ではないと思いました。

歩いて行ける範囲にスーパーなどもありません。

 

住みもしない家の持ち主となり、固定資産税ばかり発生していく、、

あの家をどうしよう、、としばらく悩んでいましたが、何度か家族で帰省し楽しい時間を過ごし、故郷を改めて見つめ直すと、とてもいい場所に思えるようになっていました。

自分でも、そんな心境になったことに驚きましたが、ネットの普及で欲しいものがどこに住んでいても手に入るのも大きなポイントだと思います。

いくら環境が良くても、不便な思いをしたまま住み続けられません。

私が子供の頃とは、状況がまるで違っていました

 

そこで、まずはたまに帰省した時の為に、一部を先にリフォームしました。

汲み取りのトイレを浄化槽に変え、トイレ自体もキレイに直し、それに伴い排水の配管工事も行いました。

砂が落ちてくる廊下の砂壁を塗り直しました

色褪せていた壁紙を貼り直したり、エアコンが設置できるように電気工事もしました。

 

我が家はたまたま、条件が揃い、将来そこに帰ることを選択しましたが、珍しいパターンだと思います。

先にどこかで別の持ち家を購入していたら、今でも実家のことで悩んでいるままだったと思います。

増えていく実家問題、かなり切実だと思います。

田舎の賃貸戸建ては少ない?

今住んでいる田舎は、とても環境が良く、ちょうどいい田舎です。

ここへの移住者も増えているそうです。

最近身近な人から、知り合いにこの地域に引っ越して来たい人がいると聞きました。

小さなお子さんがいて、我が家のような庭付き戸建てを希望とのこと。

しかし、ネットで賃貸情報を調べてみても、条件に適う戸建ては見つからないと言うのです。

 

我が家が今の家を見つけた時、希望に合うものがちょうど2件見つかり、より条件のいい方を選びましたが、その時も不動産屋から、賃貸の戸建ては少ないからすぐに埋まるんだと聞きました。

この家の歴史(?)をご近所さんから聞いたことがありますが、元々この家に住んでいた方が、そのお子さんが住む地に越すタイミングで売却し、それを買い取った方が今の大家さんとのことです。

大家さんには自身の立派な家があるので、投資用として購入したようです(恐らく資産家)。

 

このようなパターンはあまり多くなく、空き家自体は多いですが、とても古くて住める状態でなかったり、手を入れたら住めるだろうけどそれに資金を投入してリフォームして貸し出すところまでする人は少ないのが現状のようです。

 

上モノがないと固定資産税が高くなる制度があるので、放置しているだけの空き家も多いように見えます。

田舎だから空き家が沢山あると思いきや、戸建てを賃貸に出している物件は意外にとても少ないです。

たまにとても古い物件を目にすることもありますが、トイレが和式だったり、駐車場がなかったりと、子育て世帯には選ばれにくいものだったりします。

 

ファミリーで田舎の戸建てに住みたいと考えているのであれば、長いスパンで家を探すことを念頭に、早めに動き始めることを勧めたいです。

自治会の役員決め

先日、自治会で来年度の役員決めの集まりがありました。

我が家は都合が合わず欠席しましたが、後日、結果を近所のママさんに聞きました。

出席はだいたい半分ほどとのこと。

このような自治会は、だいたい定年過ぎた方が担われているイメージでしたが、そのような方も含め誰もやりたがらず、自治会長が決まらなかったようです。

ちょうど年齢的にお願いしたい(定年)と思っていた方がいたそうですが、その方は断固拒否で、無理やりやらされるのであれば自治会を抜けると言い出したそうです。

それで仕方なく、今年度の自治会長が引き続き担われると腹を決めたようですが、この方はまだ働き盛りの年代で、他の団体でも責任ある役を任されているそうです。

 

そのような状況を聞いて、複雑な気持ちになりました。

正直、我が家のような子育て世帯は、子供のことや仕事などがメインであり、今そのような自治会の仕事を任されたのでは日常生活に支障をきたすことが想像できます。

今もし我が家がお願いされても、絶対に受けることはないでしょう。

ましてや、子供の受験の年だったりしたら余計にです。

 

一方、隣の区では、このような重たい役は、毎年世帯ごとに順番に回ってくるルールになっているらしく、絶対に逃れられない仕組みになっているそうです。

役員はあっさり決まると思いますが、それはそれで恐ろしいと感じます。

 

時間が自由に使えるように見える元気なお年寄りも、面倒な用事を増やされたくないとか、自分の自由な時間を誰かのために使いたくないと思う方が今の時代は多いのかもしれません。

私の実家の田舎のほうでは、誰かがやらないとということで、定年された方を中心に回していました。

来年度はとりあえず決まりそうですが、この調子ではこの先この自治会はどうなってしまうのだろうかと考えてしまいます。。

子供のネット利用

先日ママ友に会った時、子供のネットに関する悩みを聞きました。

子供が23時頃までネットで動画を見て、次の日の早朝も早起きして4時ごろからまた動画を観ているようだと。

中学生で成長期なのと健康面で、睡眠を削ってしまっていることに私も心配になりました。

 

我が家は、子供たちに家のWi-Fiで使えるスマホやPCをそれぞれに貸していますが、使える時間を制限しています。

数年前、子供のネット使用に関して私も悩んでいたところ、夫がGoogle WiFiというルーター機器を購入することを提案してきました。

こういう物に疎いので、機能的なところはよく分からないですが、一つ大きな用途として、バイスごとにWi-Fiの使用時間帯を分刻みで設定できるということでした。

つまり、子供がネットを使う時間帯を親側で管理できるというのです。

子Aのスマホは夜は22時でネットが止まり、子Bは小学生なのでスマホのネットが21:30に止まる、などのように設定ができます。

あとは、宿題の時間帯や、朝もネットが繋がらなくしてあり、何種類ものスケジュール設定をすることができます。

ルーターとアプリは最初に設定が必要だと思いますが、Google Homeというアプリを開けると、このルーター繋がっているデバイスが機器名で全て表示され、その中から、制限を掛けるデバイスを選択し、時間設定と組み合わせるという流れです。

イレギュラーなことがあればアプリで時間を変更し、即時に反映させることができます。

 

Nintendo Switchもデバイスとして表示されるので、見守り設定と併せて時間帯も管理できます。

 

我が家が購入したGoogle WifiGA00157という機種は、もう廃番になっているようですが、その後同じような物が何種類か販売されているようです。

こういう時代なので、ある程度子供がネットを利用することは認めていますが、まだ子供なので勉強面や健康面などを考慮すると、親が管理をしてあげられるといいと思っています。

不登校の問題

最近よく耳にする不登校ですが、田舎でも身近に沢山います。

小学校の途中でちょっとしたことがきっかけで学校に来れなくなり、そのまま中学校にも全く来てない子や、入学式だけ来て登校はしてない子、小学校でも自身の内面に問題を抱え、ほとんど来れなくなった子など。。

 

私が子供の頃には、今より分かりやすくイジメがあったりヤンチャな子はいたけど、不登校は一人も聞いたことがなかったので、最初はにわかには信じられなかったのですが、我が子にも少し前にそのような兆候が見られたこともあり、今では他人事に思えません。

 

我が子Bは、思春期に突入し心と体の変化も著しくなり、学校で体調を崩して保健室にお世話になったり、そのまま早退したり、徐々に登校できない日が続くようになりました。

 

天真爛漫で楽しい性格の子だったのに何故?と混乱し、悩みました。

原因が分からなかったので、病院で血液検査をして、体のどこかに炎症が発生してないかも調べましたが特に異常ありませんでした。

私は外に働きに行ってないので、学校から連絡があればすぐに迎えに行き、朝から体調が悪いと言われたら、学校を休ませてそばで見守ったり話をしたり、食べたい物を聞いて買いに行ったりできたのでその点は有り難いことでした。

友達関係の悩みも同時にあったようで、様々な要因が複雑に絡み合っていたようです。

それからしばらくしてゆっくり回復していき、再び学校に通う生活に戻りました。

休んでいた期間は、子供も辛かったと思いますが、親もなかなかキツイ日々でした。

 

市内であまり学校に行けなかった中学生の親から聞いた話だと、欠席が多いと内申が良くないから、公立高校の入試は試験本番に賭けるしかないと言っていました。

その子は元々勉強ができる子だったので、無事に第一希望の偏差値の高い公立高校に合格しました。

 

遠くに住む親戚の中学生も全く学校に行けてないようですが、その子の学校は、放課後に保健室に登校することで出席扱いにする救済措置をとってもらえてるとのことです。

自治体によって、不登校の子への対応はかなり違うようです。

田舎の戸建てのメリット

都会の集合住宅で子供を育てていた時に一番気を使っていたのが子供の声と音でした。

実際階下に住んでみないと自分ちの騒音の度合いも分からず、想像を巡らせながら生活していました。

でもやっぱりそれはとてもストレスでした。

 

地方移住一回目はマンション(2階建ての2階部分)住まいだったので、気を使う生活は続きました。

ある程度子供が大きな声を出すと、「シー、少し静かにしようね。」と言わないといけないのもかわいそうに思っていました。

 

今の庭のある戸建てに引っ越してから、このストレスから一気に開放されました。

子供が友達数人とゲームして騒いでも、知り合いを呼んでお酒呑んで盛り上がったりしても、全く気にしなくなりました。

 

都会の戸建てと違うなと思う点は家と家の間隔が広いことです。

都会で住んでいた家は、窓を開けると隣の家の窓がすぐ近くにあったりして、見られるのも見ちゃうのも気まずいのであまり窓から外を見ることもできないでいました。

 

夫は最近、念願だった電子ダーツセットを買いました。

よくバーとかにあるような自動で得点が出るタイプで、スマホなどに得点を表示させて競って遊ぶこともできます。

矢が的に当たるとチュンチュン音が鳴ったり、ジャジャ~ンという音がしますが、窓を開けて家族で盛り上がっても気にせずいられるので、最近では特にこういう時に田舎の戸建てのメリットを感じています。

ダーツボード GRAN BOARD 3s Green Blue グランボード3s グリーン / ブルー ソフトボード 電子ダーツボード