社会保険料は低く抑えたい

会社で経理労務の経験もあるので、社会保険料のことを少しだけ。

社会保険料の負担が大きすぎて、もっと低くならないかな、、と感じます。

ほとんどの中小企業に勤めている人が加入しているのが協会けんぽです。

毎月給与から天引きされている社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料、40歳以上は介護保険料も)は、この一覧表から確認できます。

都道府県単位で健康保険料が違うのですが、これは東京都用です。

協会けんぽ保険料額表(東京)

給料230,000円の場合⇒19等級 (健)11,976円(厚)21,960円 社保計33,936円天引き 所得税約4,630円 手取り191,434円

給料229,000円の場合⇒18等級 (健)10,978円(厚)20,130円 計31,108円天引き 所得税約4,700円 手取り193,192円

※40歳未満(介護保険第2号被保険者に該当しない)の例です。

 

後者の所得税が若干高くなりますが、差は70円程度です。

結果、給料229,000円のほうが手取りが多くなります。

(ちなみに、給料229,999円でも18等級で、手取りは194,191円)

19等級のほうが将来貰える年金額が多くなるのかもしれませんが、年金がどうなるか不安だったり、今の生活しか考えられない人にとっては、後者のほうが手元に残るのでいいと思うかもしれません。

www.kyoukaikenpo.or.jp

当然、社会保険料は同じ金額+α分を会社側も負担しているので、社会保険料が低く抑えられるのは会社にとっても悪い話ではないように思います。

諸手当込みで社会保険料は算定されるので、役員報酬年俸制で月額キッチリ固定の人以外はギリギリを攻める交渉は難しいかもしれませんので、あくまで参考まで。。

一人で会社を経営していたり極小規模の会社であれば、調整しやすいかなと思います。